8.února 2023

先日体験に行った絵画教室に通うことになった。体験で描いた石膏デッサンの続きをする。ちゃんと絵を描くのは中学美術以来で、石膏デッサン自体したことがない。キャンバスと像を交互に見比べながら一心不乱に手を動かしている時は「初心者なりにそこそこ形にできているのでは?」と思い込んでいたけれど、一息ついて引きで見ると、西洋人とはまったくかけ離れていて…それよりもどこかで見た顔だ。
去年の6月、家の給湯器が壊れてしまい約一ヶ月間毎日銭湯に通っていた。夜11時を回るというのに思ったよりもひとがいて、たぶんそのほとんどがご近所のおばちゃんである。描きかけのデッサン画に覚えた既視感は、あの時のおばちゃんたちです。

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関西のおばちゃんになる原因は陰影の弱さな気がしたので、頑張って軌道修正した。迫力があるねと先生に言ってもらえた。そして髪が課題だとも。確かに顔と土台ばっかり気にしていて髪の毛が雑になってしまった。描き方のコツを聞いておく。次回は鉛筆でのデッサンとのこと。
前回の教室帰りにも感じたのだけれど、体がものすごく疲れるし眠い。しかし不思議とすっきりした心地でバスに揺られていた。ふだん使っている回路と違うところを使った感覚がある。頭も体も。無心であることと、より良くするために考え続けることは同時並行できるのだと身をもって知る。何にも知らないペーペーだし、できる限り続けていきたいので、肩肘張らず気楽に好きにやっていけたらなー。

ところでブログのタイトルをチェコ語の日付表記にしてみた。だいぶ前に挫折してしまったチェコ語だけど、簡単なところから慣れ親しんでいけばちょっとは仲良くなれるのでは…というもくろみです。でもまずは英語を勉強しないとチェコ語の教科書すら読めないので、なんとかかんとか。